できっこないをやらなくちゃ

早稲田大学文学部中国語中国文学コースのキャプテンが綴る日常と非日常

キャンパス内でバナナを250本配った話

バナナのコスプレをしてバナナを配りたい

1ヶ月前くらいに思いついたバナナ企画を遂行する時がついに来た。

 

事の発端は、あのホームレス大学生企画をしていた時である。

 

ハロウィンに向けてなにかしようという話になり、まず僕達はキョンシーをすることにした。Amazonでコスプレを見ていると気になる商品があった。

それはバナナのコスプレで、これを着ながらバナナを配ったら面白い。

そう確信した僕達はすぐに購入したけれど、primeの商品でないためにかなり届くまでに時間がかかってしまったのだ。密林から取り寄せるのだ。時間がかかるのは当然といえば当然である。

 

早稲田祭が終わってしまい、気温も下がっていく中で、僕は早稲田を少しでもあたためたいとおもった。バナナならできる。いや、バナナにしかできない。

 

100円ローソンで5本入りのものを20袋購入し、100本調達した。

 

そして、僕は文キャンで。相方のはいぐ〜は本キャンに向かった。

 

昼休みが始まると同時に僕達はバナナテロを開始した。

 

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バナナに常識と書くことでそれを剥いてもらった。最近僕達は縛られすぎだ。周りの人の目ばっかり気にして自分の本当にやりたいことができてない人が多い気がする。だから僕は常識の皮と一緒に自分の皮を剥いてもらいたかったのだ。

常識以外にも、固定観念、偏見、先入観、差別、嫌いな言葉をバナナに刻んだ。

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昼休みの人混みは一瞬で🍌姿の僕を取り囲み、忽ち四面楚歌状態となった。

 

「なんでこんなことしてるの?」

「なんのサークル?」

「そのコスプレどうしたの?」

「バナナどこ産?フィリピン?エクアドル?」

たくさんの質問が一斉に僕に浴びせられた。

サークルではない。中文だ。

早稲田大学中国語中国文学コースだ。

バナナの産地は知らん。ローソン産だ。

 

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僕は前日に寝ながら作ったビラを配ることで中文の宣伝を試みた。ビラを大量に配布したので、来年の中文生の数はとんでもないことになるだろう。

 

中文は毎年15人ほどだが、来年は40人はかたいな。

いつか中文が文学部のヒエラルキーのトップに君臨する日が確実にくる。

社会学コースや心理学コースが油断している間に、僕達中文は駆け抜け続ける。絶対に歩みをとめない。

 

たくさんの4女に囲まれた時には僕のバナナを差し上げようかと思ったが、さすがにそれはやめておいた。僕のバナナはそんなに安くない。

 

10分ほどでバナナはなくなってしまった。すごい勢いだ。さすが早稲田。猿の楽園だ。

 

本キャンでもすぐに配り終わったらしく、僕達はバナナを補充することにした。

100円ローソンの他店舗でもう100本購入した。

バナナの格好をしながらバナナを大量購入する姿はなかなかシュールだ。

 

僕達は三限中文の演習があったので、バナナの姿のまま、そして大量のバナナを持って演習に侵入した。

 

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「他人のフリした」

中文同士で他人のフリなんてしてて中文が変わるか。他人のフリしようとしてる時点で、もう他人ではなく、逃れられない関係になっているということに気がついていないのか。

 

授業中にバナナを食って注意されたはいぐ〜は教授にレポートと書いたバナナを渡した。

これで秋学期のレポートはなしだ。レポートを剥いてもらおう。

 

さて、三限が終わり、また僕達はバナナを配り始めた。

人があまりいなかったので、門の近くで配り始めた。するとそこに警備員という国家権力が現れた。

 

「なにか配る時は事務所の許可とってください、あと休み時間にお願いします」

 

???

バナナ配ることに許可取ってる時間なんてあいにく持ち合わせていないんだよ。

大学は許可ハラスメントで溢れている。許可がないとなにもできないなんて、何が自由だ。本当の自由っていうのはやりたいことをすぐにやれることだ。

それと休み時間にお願いしますというわけのわからない話。

大学生なんてずっと休み時間みたいなものだろ。

授業がなくても大学に来てる人だっているんだから、いちいち休み時間とかそういう概念はないんですよ。

 

僕はそのあと他の人と会う約束があったので、他の中文にあとは任せ、一度離れた。

 

その後彼らは本キャンと大熊銅像前でバナナを配っていた。

 

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本キャンはやはり人が多い。

もう中文の宣伝とかわりとどうでもよくなっていた。

とにかくバナナをみんなにあげたい。

バナナでみんなを笑顔にしたい。

さらに50本補充し、結局バナナに5000円程使った。みんなの笑顔のためだと思えば安いもんだ。

しかもこれを全て払っているのははいぐ〜である。

#つけははいぐ〜

 

バナナを配っている中でたくさんの人と出会った。バナナは人と人を繋ぐ魔法だ。

 

僕はバナナ企画を通して、バナナの無限大の可能性を感じた。

そして、2つ決心した。

1、バナナ畑をつくる

2、ワーキングホリデーでバナナ農園で働く

 

 

猿である僕達にとってバナナは必需品だ。筋トレ前だってバナナで糖分を身体に入れる。バナナは正義だ。

 

またゲリラ的にバナナを配ろうと思う。

 

ピース。