できっこないをやらなくちゃ

早稲田大学文学部中国語中国文学コースのキャプテンが綴る日常と非日常

行き詰まったらいつも決まってフジファブリックの茜色の夕日のライブ映像を見ることにしている

 タイトル以上でも以下でもないのだが、フジファブリックの「茜色の夕日」という曲が吐きそうになるくらい好きだ。

 

とりわけyoutebeにアップされている富士五湖文化センターでのライブ映像が好きだ。

 

去年の夏生まれて初めて長い一人旅をしていた時、毎日のようにこの動画を見ていた。

 

dobunezumidesu.hatenablog.com

 以前この富士山に登った記事を書いたが実はこの後登山を一緒にした先輩とは別れて、フジファブリックのボーカルである志村の墓参りをしに行った。

 

f:id:dobunezumidesu:20190215110705j:plain

f:id:dobunezumidesu:20190215110730j:plain

志村の通っていた中学

富士吉田で名曲「若者のすべて」「陽炎」そして「茜色の夕日」を無限ループして350mlのコーラ缶を飲みながら僕は一人大ザックを背負いながら歩いていた。

 

志村のお墓を住職さんに聞かずに自分の足で30分以上歩いてなんとか見つけた。志村の墓には未だにたくさんの手紙やコーラが供えられていた。コーラのペットボトルや缶がこれでもかと置かれているので歩いていれば気がつくと思う。

 

フジファブリックのことが好きな人、フジファブリックの曲が好きな人、是非一度富士吉田を志村の曲を聴きながらたまらない気持ちになってください。エモの爆発を痛感してください。夏がいいです。夏の終わりだとよりいいです。友達とじゃなくて一人がいいです。お酒を飲まない方がいいです。泣いてしまいます。いやこの際お酒を飲んでください。泣きながらやるせない気持ちになってただ足を引きずりましょう。

 

どうにもならないことが多すぎることをそのまま受け入れる勇気を志村は今も僕に与えてくれる。僕はいつも「強くなりたい」と機械のように言っている。そのせいもあってか僕はもしかしたらちょっとだけ「強い」人間だと思われているかもしれない。でもそんなことは実際全然なくて、周りの人の視線ばかり気にしているし、虚像の強い自分を見せなくてはと無理をしている自分がいる。みんなといる時は強い自分を出せてその自分が本当の自分であるように錯覚してしまう。けど夜一人で暗い部屋で憂鬱になるときもたくさんあって、その自分が結局のところ本当の自分で、何にも変われてないじゃないかと自分が嫌になることがある。

 

そんな時はいつもフジファブリックの茜色の夕日のライブ映像を見る。真っ暗な部屋の隅っこで体育座りをして。そうするとどよんとした気持ちが自然と晴れていく。

 

このライブの中で志村は言っている。

普通の大人になりたくなかったから始めた音楽があって、でもそれを不安視してる自分がいて、かたやそのなりたくなかった大人になってく人たちが妙にすごい幸せそうで、そういう人たちが逆に羨ましかったりして.....

僕も普通の大人になっちまいたくなくて、そのささやかな抵抗として斜に構えちまうところがある。

僕たちはきっとみんな弱い。思ってる以上にみんな弱い。でもその弱さがあるから僕たちは愛おしさを感じるのかもしれない。どんなに強く見える人もきっと眠れない夜があって。

強くなるってなんだろう。僕は確かに強くなりたいと思って(思い込んで)弱さをみんなにも自分にも隠していた。でも強さっていうのは弱さを隠すことじゃなくて弱さを受け入れることなのかななんて朝から柄にもなくクサイことを考えています。

 

ピース。

 

 

youtu.be

 

【中古】茜色の夕日/フジファブリックCDシングル/邦楽

価格:391円
(2019/5/8 15:14時点)
感想(0件)