できっこないをやらなくちゃ

早稲田大学文学部中国語中国文学コースのキャプテンが綴る日常と非日常

家出少年が母親と和解した話

和解系ブロガー、しゃおじょんです。

 

 

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6月の終わり、若い系ブロガーの僕は親に家を出てけと言われ、すぐに荷物をまとめて20年いた家を出た。

それにしても上の記事今読み直してみると完全に若気の至り、そして若気のイキリという感じがしなくもない。

 

上の記事を書き上げた後深夜に母親からこんなメッセージが来た。

「もちろん寝ていると思うよね、ママが本当に苦しいよ、悔しいよ、鬱になりそうよ。
康介が変わってしまて、周りの人に影響されたと思うよ、自分の小学校、野球大好きな勇太と仲良く、一生懸命を野球やってる姿今も覚えている、中学生になったら、高校受験の為、中一から塾通って、あなたがしっかりしているかなと自慢しているママが嬉しかった。高校ては、いい友達のめぐり会い、念願の大学に行く事も出来ました。ママがずっと康介が誇りと思ったよ。
確かにうちはお金持ちではなかった、いろいろもあった、康介に申し訳ないと思った、けど、康介がここまで自分の努力して、自分の幸せを掴めるとおもいながら、心の中ホットしているのママがいた。パパが体も自由じゃないし、家族の支援も必要だ覚悟してママが康介には負担ならないようにいろいろ黙っていた、だから、あまり世間知らないの康介に昨年の十二万円の事件のショックが大きっかったね。
それでもママが康介を信じてた、立ち直れる、たって、ただの十二万円だもん、人生これから何倍も稼ぐ事ができるでしょう。
どころで、ママが甘っかたね、あなたが人生変わってしまて、価値観も外れてしまて、ママが心を痛めてた。
康介が進みたい道に偏見持ちではなくて、普通の道じゃないよ、一番危ない道だよ、だから、誰よりも心配しているよ、書く力あるなら、作家でもいいじゃない?文学部だから、言うまでもなく、できるもん。堂々で作家ディービューしても悪くないよ。
今、週刊誌、ラジオとか話題を取り上げているのは面白かったと思うよ、けど、世間の人人が九割以上ママと同じ考え、勿体無いよ、闇の世界に生きるのはもっと辛くて、耐えるのは大変な事だよ、有名人が自殺する人が多いの理由でもある。
また間に合う、海谷くんと距離を置いて、よく考えた方がいいと思うよ。
ママが長い文章を書く大変だから、疲れた、留学に行くでしょ、ママが康介を信じているよ、だって、自分が産んだ可愛い康介だもん、一時的な有名人になりたい夢をと思って、切り替えてまた昔の康介に戻れるも信じている。世の中甘くみじゃためだよ、とくに闇の世界もっと難しい、、、、」

 

僕はこの文章を何度も読み返した。もう全部覚えてしまうくらいに読み返した。

日本語の拙い母がここまで長文を書いて普通の道から外れようとしている僕を引き止めようとしてきたのだ。

 

俺は母親に夜中こんな文章を書かせてまで、今やりたいことを追うべきなのか。ここまで俺のことを考えてくれる人間を泣かせてまで、自分の好きなことを追っていいのか。もう何もかもがわからなくなった。俺は一番大切な人間を裏切ってまで何をしているんだ。俺は人とは違う自分に酔ってるだけなんじゃないか。俺はこのままでいいのか。地獄に落ちるんじゃないか。すでに地獄に落ちてるんじゃないか。

母が言うように僕が地獄に落ちるのを楽しみにしてる人もいるのだろう。そんなことを考え始めたら何もかもが怖くなった。

 

母さんは言った。

「あなたが頭おかしいよ、みんなが私たち親子を見て笑っているだけよ、笑い者になっているのよ」

笑い者、か。それはそうかもしれない。早稲田まで入って普通はみんなサマーインターンに行く時期だ。

 

僕は毎日いろんな人の家を転々としながら夜ずっとこのままでいいのかずっと考えていた。ただ依怙地になってるだけなんじゃないかとも思った。

 

だけど、やっぱり僕は今自分がしてることが死ぬほど好きだ、ということも家出してから改めてわかった。自分に言い聞かせてるだけなんじゃないかという気がしなくもなったが、家を出てから毎日たくさんの今までは関わることがなかったような人と話せば話すほどどんどん僕がこのまま自分の道を追求したいと思った。

本当に七月はたくさんの人にあった。

 

東大出身の風俗狂いの商社マン

コンドームのプロモーションをやってる会社の人

小説で弱者を救おうと思っている早稲田の先輩

レズビアンのカップル

僕と似たような家庭事情の慶應の女の子

恋愛のメディアのライター

メンズエステを経営している人

アフリカにダッチワイフを持っていったとかいうよくわからないゴールデン街でバーをやってる早稲田のOB

sodクリエイトで働いている人

意識高い系中島さん

風俗業界で営業をやっている怪しいおっさん軍団

AV監督

早稲田の客員教授

26歳素人童貞さん

ロボットデリヘルの経営者

メンズエステで働いている後輩

僕のことを好きになってくれた素敵な彼女

 

他にも毎日とにかくいろんな人間と話をした。

そしてこんなにも世界は広かったのかと気付かされた。

僕と同じように親と縁を切ってでも自分のやりたいことを追っている人間にも何人かあった。

 

俺も諦めたくない。自分を諦めたくない。

自分と股を貫けない人生なんて死んだ方がマシだ。

 

だけど、やっぱり母親の存在が引っかかっていた。

もちろん究極的には母親に理解されなくてもいいのだが、それは僕にはできなかった。なぜなら僕は母親がこの世で一番好きで、そして尊敬しているからだ。

 

これをツイートしたらすぐに

「豚キムチの材料を買って来たよ」とラインを送って来た母親に

僕はもう一度会って話をしに行くことにした。

 

abemaTVに人も一緒に久しぶりに流山に帰った。

 

母親は一言目に、「髭剃りなさいよ野獣」といった。

僕は今あごひげを伸ばしている。それにしてもまた野獣と言われた。

 

母親はこの一ヶ月僕のブログやツイッターをずっと見たらしく、だんだんと理解してくれているようだった。

「息子がAV男優でも風俗ブロガーでもいいからとにかくあなたを失う方が辛い」と言われ僕は泣きそうになった。

 

本当は普通の道を進んで欲しいけど、あなたの人生だから好きに生きなさい、といってくれた。僕が「実家にデリヘル呼んだ話読んだ?」というと母親は小さく頷いた。

 

母は僕の部屋に置いてある『死ぬこと以外かすり傷』を読んだらしく、「そういう生き方もあるのね」と言ってきた。

 

わざわざ千葉の流山から毎日早稲田まで通うのはめんどくさいし、それに今は都内にいた方がたくさんの人に会えるし色々と都合がいいので僕は家出をやめるつもりはない。

ただ変わったのはもういつでも帰れる、ということだ。

六月に家を出たのは家を出ろと言われたからだったが、もう違う。自分の道を追求するための家出だ。

 

暑くなって来てその日暮らしがかなりきつくなって来たので、来週から安いシェアハウスに住むことになりそうだ。また新たな出会いが生まれ、さらに僕の人生は加速していくことになると思う。

 

そして一ヶ月に一度くらいは家に帰って母さんの豚キムチか野菜炒めを食べに行こうと思う。

和解できて今は少しホッとしている。

 

もう何も気にすることはない。僕を支えてくれる人が沢山いる。なんとかなる。生きていける。できっこないをやる。必死に生きる。本気で生きる。誰よりも強くなる。

 

ピース。