できっこないをやらなくちゃ

早稲田大学文学部中国語中国文学コースのキャプテンが綴る日常と非日常

7月29日 天気の子とメンズエステ

野獣の子、しゃおじょんです。

 

7月29日、午後13時30分、新宿TOHOシネマズ前

僕はSを待っていた。

『天気の子』を見る約束をしていたのだ。

彼女が10分遅れると言うので、先にチケットをとる事にした。TOHOシネマズに入り、券売機にいくとほとんどの席は埋まっていて、前の方しか空いていなかった。彼女に1列目か2列目どちらがいいかを聞くと、1列目だと答えるので、最前列のど真ん中のチケットを2枚取って、僕はゴジラの前で彼女を待っていた。

 

そういえば、あの日もそうだった。

高校三年生の夏休み、最後の日。

当時付き合っていた一つ歳下の彼女を僕はおおたかの森駅で待っていた。

大宮に住んでいた彼女は東武野田線に乗って終点からくるのだが、どうやら人身事故が起こったらしく、10分から20分遅れるとのことだった。僕は先に映画館にいき、『君の名は』のチケットを2枚購入した。

彼女が汗を書いて走ってきたとき、僕はもうチケットなくなっちゃったよというつまらない嘘を着いた後にチケットの1枚を渡した。

流山おおたかの森駅近くのコメダ珈琲でシロノワールを食べたあと、僕達は『君の名は』を見た。映画が始まる寸前の暗くなる瞬間、僕は彼女にキスをした。映画が終わったあと、呆れていたのか、怒っていたのか、喜んでいたのか、よくわからない反応で彼女に「不意打ちはやめてよ」と言われて、また外でキスをした。

 

中三の夏休みの最後の日もだ。

おおたかの森で僕と当時の彼女は待ち合わせをして『貞子』を見た。そしてその2日後に振られた。

 

 

そしてハタチの夏、僕はまた映画館の前で彼女を待っていた。今までと違うのは、流山おおたかの森駅ではなく、新宿駅だということ。そして、夏休み最後の日ではなく、夏休み最初の日だということだった。

 

Sは普段はかけない眼鏡をかけていた。顔のコンディションが悪いからメガネをかけているのだという。

 

僕達は映画が始まるまでの時間スパゲティを食べることにし、というよりSに連れられただけだが、マイアミガーデンに向かった。

 

Sはトマトベースのツナとなんとかのスパゲティを食べ、僕は明太子のスパゲティを食べた。

 

TOHOシネマズに戻り、僕はカルピス、彼女はアイスティーとチュリトスを買い、スクリーン7に向かった。

 

『天気の子』を見る前に、Sは『秒速五センチメートル』と『言の葉の庭』を見てみたところあまり好きじゃないと言っていた。

僕は新海誠作品が基本的に全て好きなので、Sは『天気の子』を楽しめないんじゃないかという心配をしたが、映画が終わったあと感想を聞くとどうやら面白かったらしい。

映画の直前にキスをすることはなかった。

 

『天気の子』は僕は『君の名は』より好きだった。新海誠の描く街や、空が僕は大好きだ。

 

Sはエンディングが終わったあとすぐに映画館を出てお手洗いに行った。エスカレーターの前で会うと彼女は急いでスマートフォンにレビューを打ち始めた。

おそらく全ての映画を見終えたあと、すぐに忘れないようにレビューを書いているのだろう。

 

少し時間があったので、僕達はどこか喫茶店に行くことにした。

 

「エンディングが終わったあとすぐに出ることにしてるんだよね、他の人の感想が聞こえないように」

 

「なるほど、なんか君らしいな。俺も風俗に行ったあといつもすぐに出ることにしてるよ」

 

そして言ったあとでこれは延長料金を取られないためだということに気が付き、それに他の人の感想が聞こえることはない。風俗はいつも独りだ。

 

「風俗はいつも独り」というと彼女は笑っていた。

 

僕達はらんぶるに行き、僕はアイスコーヒー、Sはオレンジジュースを飲んだ。

 

僕はSを置いて、広尾に向かった。メンズエステを予約していたのだ。正直予約していたことを後悔した。なんで俺は彼女を置いてメンエスに行くんだ。俺は何をやってるんだ。それでも僕は走り出した。『天気の子』の主人公が好きな女の子に逢いに行くかのように僕は走った。

 

 

 

僕は前日まで九州に風俗遠征に行っていたので激しくメンズエステを求めていた。熊本のソープランドと中洲のソープランドで合計3回射精した僕は射精の伴わないエロを欲した。

 

 

 

ファンタジスタにドハマリしている僕はまたファンタジスタで女の子を探すことにした。

 

恵比寿・西新宿・広尾のメンズエステ【fantasista-ファンタジスタ】

「美人よりも”可愛い系セラピストがお好きなお客様”にどハマりです。笑い顔可愛すぎです。

可愛いお顔に声、小悪魔的な表情、透き通るような白いお肌。

屈託のない笑顔が印象的で明るい可愛い彼女は、意外にもゾンビもののシューティングゲームがお好きだとか。

お休みの日は動物園や水族館にお出かけするのが定番なんだとか。動物好きに悪い子はいないとは良く言ったものです。

余談ですが芸能人でいうと蒼◯優、秋◯真夏に似ています。

色白スレンダー可愛い系セラピスト羽多野りむを予約困難になる前にぜひ!」

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いつもは恵比寿に行っているが、今回はどうやら広尾らしい。

広尾のとある一軒家に行き、インターホンを押すと写真と変わらず綺麗な女の子が出迎えてくれた。そして一軒家の2階に行った。

 

「若いんですね、何歳?」

20と答えると、「悪いことしてるような気になっちゃう笑」と言っていた。

この間も21歳の人が来た時に悪いことしてるような気になってしまったらしい。

 

僕もメンズエステに行くと毎回悪いことされているような気になる。

 

服を着替えたいと言うのでオプションで薄いピンクの服を着てもらった。そしてバブルというオプションも付けた。

 

そしてシャワーを浴びありえないレベルに小さい紙パンツをはき、また陰毛ははみ出た。陰毛を僕はカットするべきなのかもしれない。

 

マウスウオッシュでうがいをして、腰にタオルをまき、部屋に戻った。

そしていつも通りうつ伏せになって、施術が始まった。

 

いつもは自分からたくさん話しかける僕だが、九州の風俗遠征で疲れていた僕は話しかけるに気にならず、黙って施術を受けていた。りむさんは今までのセラピストさんよりもいくぶん若いので聞きたいことはたくさんあったが、とりあえずマッサージで癒されることにした。

 

たぶん彼女もそれに気がついたのだろう。無理して僕に話しかけることも無く、彼女はひたすらに気持ちの良いマッサージを施した。

 

ある程度のマッサージを施すとりむさんは僕の足をもち、そして後ろを向いて、足だけを丁寧にマッサージした。

 

メンズエステは枕の先に、大きな鏡がある。その鏡を僕はずっと見ている訳だが、女の子が後ろを向いて、僕の足をもって指と指の間を丁寧にマッサージしてくれる。

 

もう1人の僕はここで半分立ち上がった。

僕は今回ひとつのテーマを決めていた。

 

それは「勃起をしない」ということだった。

メンエスであまりにも簡単に勃起してしまう僕は勃起をしないことに挑戦してみたかった。

いつも行く風俗では僕は勃起しなければならない。でもメンズエステでは抜きはなしだ。もう1人の僕を疲れさせないために僕は勃起しないことにした。

 

勃起をしないためにしたことは一つだけだ。

それは鏡をずっと凝視して自分の顔を見続けるということだった。

 

左の足も同じようにマッサージされたあと、今度は僕の右足の下に彼女の足を潜りこませ、そしてもう片方の足で、僕の身体全体をマッサージしてくれた。足でここまで上手にマッサージできる人には初めてあった。

 

そして鼠径部を攻められた僕はついに勃起した。簡単に負けてしまった。メンエスで勃起しない方法が俺にはわからない。

 

もう1人の僕は完全に立ち上がり、そして紙パンツからはみ出てしまった。彼女が鼠径部のマッサージをする際に当たってしまってはまずい、僕は急いで右手を潜りこませ、陰茎を紙パンツにしまった。

彼女は指の先と爪を駆使して、ゾクゾクするマッサージをした。もう僕の勃起は収まるところを知らなかった。

 

そのあと四つん這いになり僕は完全に眠気が覚めてしまった。

 

「四つん這いって1番恥ずかしいんですよ」

 

「恥ずかしいのがいいんですよ〜」

 

そういって四つん這いのまま上半身を後ろから攻められた。

「りむさんめちゃくちゃ美人ですね」

 

「美人の部類に入ります?」

 

「めちゃくちゃタイプです、来て良かったです」

 

「若い子にそう言われるの嬉しいな」

 

四つん這いが終わると仰向けになり、完全に勃起していた僕は恥ずかしかったが、これがメンズエステだ。

 

最後にオプションで追加したバブルを体験することになった。

あぐらをかき、そして後ろから彼女は僕の上半身と下半身を交互に触った。

目の前に鏡があり、僕のだらしないお腹が見え僕はお腹を引っ込ませた。

 

 

鼠径部を攻められれば攻められるほどもう僕は我慢ができなかった。触れたい、触れたい、触れたい。

 

それでも触れることはできない。

 

愛にできることはまだあるかい

僕にできることはまだあるかい

 

『天気の子』の主題歌が僕の頭でずっとリピートしていた。

僕にできることはまだとかいう以前に、何も無い。そう、僕にできることは何も無い。

それがメンズエステなのだ。気持ちいいのと同じくらい悔しかった。メンズエステの前では僕は無力だ。

僕にできることは太ももを痙攣させることと勃起を維持することだった。そしてこれは僕にできることではなく、実際には不可抗力だった。僕は何もできないのだ。

 

僕の身体は泡だらけになり、まさしくバブルマンになった。

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時間がきてしまい、僕はシャワーを浴びに行った。そして僕は思わずもう1人の僕を上下にこすり、僕は10秒ほどで射精した。そしてその証拠が絶対に残らないように、僕は全て飲んだ。

 

今冷静に考えてみると絶対に排水溝に流せばバレることはないのだが、それでもその時僕は精子を全て飲むほかなかった。とくに味はしなかった。

 

僕は一軒家を飛び出して、また日常に戻った。スターバックスで作業している人たちを横目に僕は広尾駅に向かった。

 

メンズエステが本当に好きだ。

メンズエステなら身体の相性を気にする必要は無いし、勃起しなくてもいい。

僕は基本的に勃起するが、タイプじゃない人が来た時に勃起しないと言っている人は多い。

 

そんな人こそ1度メンズエステに行ってみて欲しい。風俗にいったあとの虚無感もなく、絶対に満足して帰ることが出来る。

 

メンエスにまじでハマってしまった。

もしかしたら風俗ブロガーではなく、メンエスブロガーになってしまうかもしれない。

 

天気の子とメンズエステ、どちらもおすすめです。

 

ピース。